ご挨拶&方針
- 友佳 勝山
- 2023年1月24日
- 読了時間: 2分
自然ガイドの勝山と申します。
1984年生まれの38歳(2023年1月現在)。
お休みの日は滋賀県内の山に出向いたり、読書をしたりしています。
20代の頃から、仕事に疲れると山に行ったり、家の裏の川をただただ見つめてぼーっとするのが好きでした。
漠然と「自然の中は癒されるなぁ」と感じていましたが、自分の中では自然とは風景の中の一部。
ある日ヤマフジを前に「ヤマフジって、他の樹に巻き付くことで生き残りを図っているんですよ。自立することをやめて、高い樹へ高い樹へと伸びていって日光を求めることが戦略なんです」と教えてもらったことが、自然ガイドになろうと思ったきっかけでした。
ヤマフジが「梅雨前を感じさせる山の綺麗なツル植物」から「季節を問わず来る日も来る日もたくましく生きようとするファイター」に見方が変わった瞬間だったんです。
いつも5月の美しい花しか目に入らなかったけれど、ヤマフジも巻き付かれている樹も、私が眺めているこの瞬間も戦ってるんだなぁ…と、ヤマフジと出会い直した瞬間でもあります。
自然は人間を楽しませるために、利用されるために生きようとしてるのではなく。
「わぁ綺麗だな」と人間が通り過ぎる傍らで、植物も人間と同じように一生懸命生きてる。
その恩恵に、私は預かってるに過ぎないんだなと感じた記憶があります。
その感じ方が「正しい」「間違っている」はわかりません。
また、今まで風景の一部だったものに「出会う」ことを大事にしているという点では、私は想像されるような専門家でもありません。
自然ガイドというお仕事を通して、いろんな方々に自然を身近に感じて頂くこと、皆様の中で皆様だけの自然と出会っていただけることが出来たら嬉しいです。

方針
お客様の感じ方を大事にします
「こう感じないといけない」「これを覚えるべき」などを廃し、普段自分で歩いているときに調べないような「なんでだろう」を提供します。(安全面や環境配慮に関してはマナーやルールを守ってください。)
分かりやすい解説を心がけます
「下見を必ず行う」「資料は丁寧に作成する」「平易な言葉を使う」など、凡事を徹底します。
日々、研鑽に努めます
普段から山に入る、多角の方面から情報を得る、ガイド協会の研修・講習に積極的に参加するなど「知識」「解説技術」「安全」「ファーストエイド」において日々研鑽に努めます。

最後に
今後はネイチャーハイクのヒントになるような、動植物のご紹介や山歩きの楽しみ方を、ブログで共有していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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